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ハリネズミを拾ったら

 ≪寒い時期に保護した場合≫

低体温症になっている場合があります。

イガグリ状態になっているのに触れてもハリネズミが動かない、威嚇しない時は危険な状態になっている可能性があります。

このような状態の時は・・・

1.速やかに暖かいところへ連れて行きます。

2.湯たんぽ 叉は カイロなどをタオルなどで包み、ブランケット等の暖かい布で保温しながらハリネズミをゆっくり温めます。

3.顔を見せたり少しずつ動き出し場合は、自立して飲めそうな場合は、支えながらゆっくりと飲ませていきます。

  自立出来ない場合はぬるま湯で溶かしたブドウ糖水を小さなスプーンやシリンジ等を使いゆっくり飲ませていきます。

  ブドウ糖がなければ蜂蜜でも代用できます。

  ※内臓に負担がかかるので、ブドウ糖水を飲ませてゆっくりと慣らしていく様にし ましょう。

   脱水している可能性もある為、水分をしっかりと補っていきましょう。

4・処置後は、内臓に大きな損傷を受けている可能性があるため早急に動物病院で受診しましょう。

  早めに対処することで回復する可能性も高くなります。

  また、回復した様に見えても後々状態が悪くなり、死亡することもあります。

 ≪暑い時期に保護した場合≫

温度が30度を越え、ぐったりしていたら夏眠状態になっている場合があり ます。

症状としては、呼吸が早い、体温が高い、よだれが多い等です。重度になると痙攣を起こしたり、死亡してしまうこともあります。

このような状態の時は・・・

1.速やかにハリネズミを涼しい場所に移しましょう

2.霧吹などで軽く体を濡らし扇風機等で冷やします。

  体温が急速に下がり過ぎてしまう事があるので、過度に冷やさないよう注意しながら行いましょう。

 

3.脱水になっている場合もあるため、ぶどう糖水等で水分をしっかり補ってあげましょう。

  ハリネズミが元気を取り戻しても早めに受診するようにしてください。

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